精神障害者と高齢者を主な対象として、医療・看護・リハビリの充実を目指します。 外来並びにコンサルテーション・リエゾン精神医療を行います。
外来およびリエゾン診療、近隣の授産施設や老人保健施設への往診などを行っています。 対象疾患としては、気分障害・神経症・統合失調症・睡眠障害・老年期精神障害(認知症など)・パニック障害・てんかんなどが挙げられます。 主な検査は画像診断として頭部CT・頭部MRI検査、気分障害や統合失調症、認知症の症状評価尺度となる心理検査、てんかんなどの診断目的の脳波検査を実施しています。治療は外来では薬物療法と一般の精神療法(支持的精神療法・行動療法など)が主体であり、必要に応じて非常勤心理療法士によるカウンセリングも行っています。 2009年度より修正型電気痙攣療法に必要なパルス波電気治療器を導入し、従来のサイン波電気治療器よりもより安全に、効果的に治療することができるようになりました。麻酔科医と協力して行う安全な治療法であり、難治性のうつ病、統合失調症、疹痛性障害、強迫性障害に効果的な治療法です。