令和7年11月15日（土）、安芸高田市民文化センターにて「第10回市民公開講座」を開催しました。当日は肌寒い天候にもかかわらず、101名の市民の皆さんに参加していただくことができました。

　今回のテーマは「持続可能な地域医療と救急医療を目指して」とし、地域で活動中のマンドリングループの演奏で華やかに開幕しました。講演は皮膚科副部長廣瀬佳和医師より、今話題となっている帯状疱疹の症状の治療法や当院で行えるワクチン接種について、平川勝洋病院長より吉田総合病院のこれまでとこれから、そして安芸高田市消防本部の溝上辰弥氏から、メインテーマである救える命を守るための救急現場でのリアルな活動紹介についてそれぞれの立場でお話をしていただきました。生活に直結する内容に来場者の皆さんは熱心に耳を傾けておられました。講演後のアンケートからは、「帯状疱疹ワクチンを打ちたい」、「持続可能な地域医療には吉田病院の健全な経営が不可欠、市民全体で考えていきたい」、「救急対応の状況を知ることができた」などの声をいただきました。

　吉田総合病院は、これからも地域に必要とされる病院、地域の皆さんに愛される病院、そして市民の皆さん全員が安心して暮らせるまちづくりに貢献してまいります。