当科では泌尿器科領域全般にわたり診断・治療を行っています。主な疾患は前立腺肥大症、尿路性器癌(腎癌、腎盂尿管癌、膀胱癌、前立腺癌など)、尿路結石、尿路感染症などです。 尿路に関する症状として、血尿、排尿困難、頻尿、排尿痛、尿失禁などを扱っています。診療方針としては、患者様からの詳細な問診と簡便な検査から的確な診断を行い、患者様に説明と同意を得ながら治療を行うことを心がけています。
外来診療時間は月曜から金曜午前です。予約検査、処置、手術を月曜から金曜午後に行っています。前立腺癌の診断に必要な組織検査(経直腸針生検)は1泊入院で仙骨麻酔下に行っています。近年、前立腺癌は早朝であれば、手術、薬物、放射線、超音波など治療の選択肢が増え、治療成績も向上していますので、血中PSA測定と針生検を積極的に行っています。 手術は前立腺肥大症、膀胱癌に対する腰椎麻酔下の経尿道的手術が多く、前日入院を原則としています。大きな手術の際には、麻酔科の先生方はもちろん、院内、院外のエキスパートに応援をいただいています。