採用情報 検査科

資格の取り方

臨床検査技師りんしょうけんさぎしになるためには、臨床検査技師養成課程のある4年制大学・3年制短期大学または専門学校を卒業し、国家試験に合格する必要があります。
必要科目としては、基礎科目(数学・物理・英語・生命倫理など)、専門科目(臨床化学・血液検査学・臨床微生物学など)に大きく分かれています。病院実習もカリキュラムに含まれており、学校によって実習期間は様々です。

試験に合格し、臨床検査技師として働きながら習得出来る資格もたくさんあります。
細胞検査士・超音波検査士・糖尿病指導士など専門的な知識を深めていくことが出来、検査室内に関わらず検査外で活躍することが可能です。

やりがい

検査室内では大まかに、血液・一般・生化学・免疫・輸血・病理・細菌・生理などの業務に分かれています。複数の部署を掛け持ちすることやローテーションする事もあり、慣れるまでは覚えることが多く大変だなと感じることがありますが、多方面で病態を観察・推理することでたくさんのことを経験出来、知識が増えていきます。

そこで養われた知識を臨床側に提供出来ることが自分自身のやりがいに繋がっていくのではないかと思います。
例えば、生理検査業務は直接患者さんと接することがほとんどで、リアルタイムに情報を得ることが出来ます。検査を進める過程で、追加検査の必要性や提案を臨床側にさせてもらうことも多々あります。患者さんのために少しでも正確で迅速な検査を提供できた時、この仕事やっていて良かったなと感じます。

業務内容の紹介
 ~1日の仕事流れ~

    a)検体検査での勤務
     (約10名所属)

  • 8:00 早出(各部署1名):始業開始
  •  機械の状態確認、夜勤者からの引継ぎ、病棟の検体検査
  • 8:15 早出以外:病院到着・着替え
  •  今日の仕事内容確認、機械の状態確認、夜勤者からの引継ぎ
  • 8:30 始業開始
  •  コロナ検査、尿・検体検査、細菌検査、輸血検査
  •  聴力検査、採血業務、特殊検査、電話対応など
  •  外来への検体回収
  • 12:00昼休憩(1時間、検査内時間差で休憩をとります。)
  • 13:00始業開始
  •  コロナ検査、尿・検体検査、細菌検査、輸血検査
  •  特殊検査、外来への検体回収、電話対応など
  •  糖尿病教室
  •  試薬補充などのメンテナンス
  • 16:30 早出:業務終了
  • 16:45 夜勤者への引継ぎ
  • 17:00 早出以外:業務終了

(必要時、時間外で残って業務する日もあります。)

    b)生理検査での業務
     (約6名所属)

  • 8:00 早出(3名):健診センターでの始業開始
  •  心電図、聴力、眼底写真、超音波検査(腹部、頸動脈)
  • 8:15 早出以外:病院到着・着替え
  •  今日の仕事内容確認、機械の状態確認、夜勤者からの引継ぎ
  • 8:30 始業開始
  •  心電図、肺活量、心臓・腹部・体表超音波検査などの外来予約検査・至急検査
  •  神経伝導検査
  •  電話対応など
  • 9:00~10:00 健診センター業務終了
  • 12:00 昼休憩(1時間、検査内時間差で休憩をとります。)
  • 13:00 始業開始
  •  心電図、肺活量、心臓・腹部・体表超音波検査などの外来予約検査・至急検査
  •  病棟依頼検査
  •  神経伝導検査、脳波、超音波下穿刺検査
  •  電話対応など
  • 16:30 早出:業務終了
  • 16:45 夜勤者への引継ぎ
  • 17:00 早出以外:業務終了

(必要時、時間外で残って業務する日もあります。)

検体検査・生理検査でローテーションがあります

子育てしながら仕事は
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自分の目標に向かって
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目指しましょう。

現在(2022.12)、約16名の技師が所属しており、
独身者・子育て中の方・50歳以上のベテラン・・・様々な年代の技師が働いています。
県内はもちろん県外出身の方も在籍しています。