栄養科は「医食同源 食は生命の源であり、健康の基本である」を理念に、患者さんへ、食事の提供、栄養教育（指導）、栄養状態の管理などでサポートを行います。食事（栄養）は全ての方にとって、生きていくうえで欠かせないものです。患者さんの治療を支える食事において貢献できるよう努めています。
病院食には一般治療食や、糖尿病食など病態別の特別治療食、さらに個々の食事形態に合わせた嚥下食があり、また高齢化の進む地域ならではのやわらかい高齢者用食も用意しています。献立には、行事食や選択メニュー、季節の料理も取り入れており、患者さんの楽しみの一つである食事を、安心安全に召し上がっていただくことを目指します。
入院・外来個別教育（指導）では、患者さんの日常生活を考慮し、食生活の改善につながるような指導を心がけています。エネルギーやたんぱく質コントロールなどの栄養教育（指導）のほか、がん患者さんや、飲み込みが上手くいかない方などへも栄養教育（指導）いたします。さらに糖尿病教室・透析料理教室などの集団栄養教育（指導）も、医師や看護師、薬剤師などと協働して行っています。
